上村区御前山の沿革
御前山登山道上村ルートは、古くから石仏が随所に安置され、村人は信仰の対象とし
て御前山を崇め、特に干ばつの節は、雨乞いに霊験があると言い伝えられています。
親睦団体である上村同好会は、長老の頼みによって昭和52年に埋もれていた登山道
石仏、名所など百余年振りに調査、復元し、信仰とロマンを秘めた謎の路の再開発を進
めてまいりました。
平成14年度に上村区ふれあいの地域づくり翼下で、御前山を愛する会孤明塾を発足し、
今後の維持管理のため、老いも若きも集い会員となって、登山道の調査、整備を32年間
続け、実行しています。
御前山登山道再開発の目的
昔の足跡を辿り文化的価値ある歴史・史跡調査、区民登山によって融和と親睦を図る、
森林浴でリフレッシュし心身を癒す健康づくり、動植物の調査と森林を利用した教育の場
づくりなどを目的としています。
御前山登山道の現状
登山道はよく整備され案内板、道標、樹木名板などの完備、広域基幹林道登山口、更に
上部(0.7q先)花ヶ尾林道(谷ごぜん観音)4合目付近からの登山口があります。
今後は、5合目付近(鷹巣岩)からの登山口を目指し、整備を行います。
御前山登山道の世話役、会員のみなさまへ
会員の皆様、いつもご協力ありがとうございます。
御前山登山道(参道)の維持管理のため、定期的に刈払い、各補修、樹木名板の取付け、
眠っている歴史、史跡、動植物の調査など更に進め、世代へ伝えてまいります。
これからもよろしくお願いします。